「キラキラネーム」は個性的で良いという意見はあるものの、なかにはどう考えても子どもの将来に悪影響がある「ひどいキラキラネーム」をつける毒親もいるようです。
そして、キラキラネーム問題は国内だけでなく、実は海外でも発生しているのです。そこで今回は、海外の「Z」から始まる男の子のひどいキラキラネームを紹介します!
本記事では、キラキラネームである本人を誹謗中傷するものではありません。
名前はしっかり将来や子どものことを考えてつけましょう。
目次
海外編:「Z」から始まるひどい男の子のキラキラネーム
Zbigniew
こちらはポーランド語が起源の、「怒りを鎮める」という意味のある、ひどいキラキラネームです。
説明 1960年代から70年代にかけて活躍したアメリカ在住の政治学者:ズビグニュー・ブレジンスキー元大統領顧問によって、多くのアメリカ人が耳にした(しかし発音できなかった)最初の本格的なスラブ系の名前のひとつです。
Zuma
こちらは、音楽家のグウェン・ステファニーとギャヴィン・ロスデイルは、マリブのビーチにちなんで子供にズマと名付けました。
しかし、Zumaは胃腸疾患の試験名の名前であったり、アルコールの「Zima」を連想させるような、嘲笑される飲み物にも紐づけられてしまうというコメントもありました。
Zayden
こちらは、英語で「ゼイの息子」という意味があるものです。
Zaydenは男の子の名前Aidanの変形であり、2014年にアメリカで赤ちゃんの名前として人気を博しました。
また、Zayという名前に接尾辞の-denを組み合わせたモダンな名前という声もあり、「ある意味現代性と革新性を感じさせる名前」であるとのコメントもありました。
Zebediah
こちらの「ゼベダイ」はヘブライ語起源の男の子の名前で、「エホバの賜物」を意味します。
また、性別に関係なく「神が授けた」という意味もあります。
旧約聖書の登場人物の名前でもある。聖書では、ゼベダヤは使徒ヨハネとヤコブの父であるそうです。
Zagan
こちらの「ザガン」は、さまざまな神話やオカルト的伝統における悪魔や精霊を指すこともある、ひどいキラキラネームです。
悪魔学の魔道書である『アルス・ゲーティア』では、ザガンは33の悪魔の軍団を支配する地獄の大王として描かれており、ザガンは金属を硬貨に変え、ワインを水に変える力を持っていると言われています。
…という、名前負け+ネガティブイメージの意味合いが強いので、よくもまあリスクとって名前をつけたと思います。(子どもはたまったもんではないでしょうが…。)
「Z」から始まる海外のひどい男の子のキラキラネームまとめ
「Z」で始まる海外の男の子のひどいキラキラネームを紹介しましたが、以下の学びがありました。
- 別の意味のイメージが強い言葉をよく考えず名前に使う親はひどい
- 個性を名前で爆発させすぎてしまう親はひどい
- 神話の登場人物、しかも悪役のような名前を使ってしまう親はひどい