「キラキラネーム」は個性的で良いという意見はあるものの、なかにはどう考えても子どもの将来に悪影響がある「ひどいキラキラネーム」をつける毒親もいるようです。
そして、キラキラネーム問題は国内だけでなく、実は海外でも発生しているのです。そこで今回は、海外の「B」から始まる男の子のひどいキラキラネームを紹介します!
本記事では、キラキラネームである本人を誹謗中傷するものではありません。
名前はしっかり将来や子どものことを考えてつけましょう。
目次
海外編:「B」から始まるひどい男の子のキラキラネーム
Blaise
由来は「フランス語」であり、意味は「口ごもる、どもる」といったネガティブな意味があります。
結構現代的に聞こえるかもしれませんが、ブレーズは古代キリスト教の殉教者の名前です。(アーサー王伝説では、ブレーズは魔術師マーリンの秘書の名前。)
Brutus
こちらの由来はラテン語であり、意味は「重い、鈍い」という意味があります。
この「ブルータス」について、海外コメントでは「人生の大半を”Et tu”と聞かされて過ごすことになる。」とありました。
「ブルータス、お前もか」で有名な、英雄ユリウス・カエサルが死ぬ間際に放ったセリフの「ブルータス」の部分を”Et tu”と言います。
Bandit
語源は英語ですが、こちらの意味は「盗賊」である、ひどいキラキラネームです。
実際に、マイ・ケミカル・ロマンスのバンドメンバーの1人(彼の娘)がこの名前を使ったそうです…。
海外コメントは「専任の乳母がいるロックスターにのみ使用を推奨する。」がありました。
Brennan
こちらの由来は「アイルランド語」であり、意味は「悲しい者の子孫」という、ひどいキラキラネームです。
Brennanはアイルランドの名前であり、BrianやBrendanよりも現代的で、ConorやAidanよりも珍しい名前だそうです。
海外コメントでは、「Brennanの唯一の問題点は、あなたがBrendanと言っていると思われる可能性があること。」ともあったので、名前に相応しくない読み方は海外でも違和感を感じるようです。
Buster
こちらは英語であり、意味は「破壊する人」という禍々しいひどいキラキラネームです。
俳優のミシェル・ヒックスとジョニー・リー・ミラーが息子にこのニックネームをつけたとき、既成概念にとらわれず、より安全なティモシーというミドルネームが与えられたそうです。
かなり凶暴な子どもに育ちそうですが大丈夫でしょうか…?
Blade
こちらの意味は「刃」であり、武器がそのまま名前になってしまったひどいキラキラネームです。
「型破りな新しい男の子の名前のひとつ。」と評価されていますが、海外にも厨二病が抜けていない両親がいるんですね…。
Breaker
こちらも英語で「破壊者、違反者」を表す、わかりやすくひどいキラキラネームですね。
アメリカでも攻撃的な新しい男の子の名前のひとつで、トラブルに巻き込まれる親の間で流行している。と皮肉的なコメントもありました。
Brazen
こちらも英語であり、意味は「大胆な」です。
BrysonやBraydonのような一般的な名前と音を共有できるという利点と、それらと混同される欠点があります。
欠点があるような名前を選ぶって…。
Billion
英語で「100万」を意味する、ひどいキラキラネームです。
この名前のかろうじて良いところは、ビルやビリーと簡単に短縮できることです。
だからと言って、自分の子供にBillionと名付ける十分な理由にはならないですが、実は2014年に生まれた5人の赤ちゃんがこの名前だったそうです…!
Bogart Che Peyote
これはリアリティスターのデヴィッド・レイニーの息子の名前です。
読み方は「ボガート・チェ・ペヨーテ」であり、革命家とドラッグに関係しています…。
海外のコメントでは、「デヴィッドに言いたいことがある。ドラッグや革命家の名前を使うことと、ランダムに文字を選んで名前を作ることは別のことだ。」といっています。
Bentley
こちらも相当名前負けしてしまいそうな、ひどいキラキラネームです。
「ベントレー」は車の超高級ブランドで、一台数千万ほどします。
世界で最も高価で豪華な車の名前を息子につけるほど、「私は金持ちだ」と叫ぶものはないですね。
皮肉なことに、現在イギリスではベントレーはサッカー選手とよく結びついており、その結果「気品」が少し失われてしまったという意見もあります。
Burt
こちら一見普通そうに見えますが、由来があまりにも古いため、一般的な名前ではないとされているようです。
メリーポピンズ(1964)の登場人物からとられているとされています。
バートは少し不機嫌そうな老人で、白い口ひげとパイプが特徴。
赤と黒の厚手のフランネルシャツに、ベーカーボーイの帽子をかぶっている。
息子が「孫を狩りに連れて行っていいか」と聞くたびに「ノー」と文句を言い、「最近の子どもは軟弱すぎる」と主張する。
Blake
ブレイクもまた、(特にアメリカで)かなり人気のある名前のひとつだが、「暗い」という意味だそうです。
Key & Peeleという映画にブレークと自己紹介して皮肉を言われるシーンがあります。(まだ見たことがない人は、ぜひ時間を作って見てほしいです)。
Banjo
こちらは、俳優のレイチェル・グリフィスとアンドリュー・テイラーが子供につけた名前だそうです。
ちなみに「バンジョー」とは、アメリカ原産の弦楽器を指します。
Bronx Mowgli
ブロンクスだけでは物足りない。Bronx Mowgli」は、ジャングル・ブックという絵本に出てくる男の子の名前です。(ブロンクス・モウグリー)
セレブなのにこのような名前をつけるので、「主人公の男がマイアミに転送され、都会のジャングルでの生き方を学ばなければならない。」などとも言われています。
「B」から始まる海外のひどい男の子のキラキラネームまとめ
「B」で始まる海外の男の子のひどいキラキラネームを紹介しましたが、以下の学びがありました。
- 一般的にネガティブイメージのある名前を使う親はひどい
- 奇抜すぎて、名前の由来がわからない名前を使う親はひどい
- ブランドの名前をそのまま名前に使ってしまう親はひどい