「キラキラネーム」は個性的で良いという意見はあるものの、なかにはどう考えても子どもの将来に悪影響がある「ひどいキラキラネーム」をつける毒親もいるようです。
そして、キラキラネーム問題は国内だけでなく、実は海外でも発生しているのです。そこで今回は、海外の「T」から始まる男の子のひどいキラキラネームを紹介します!
本記事では、キラキラネームである本人を誹謗中傷するものではありません。
名前はしっかり将来や子どものことを考えてつけましょう。
目次
海外編:「T」から始まるひどい男の子のキラキラネーム
Tristan
こちらは「トリスタン」という、日本語のでの響きはまあいいものの、実は残念な意味のあるものです。
起源は「ケルト語」であり、意味は「騒音、悲しみ」です。
Talon
こちらの「タロン」は、フランス語から来ており、意味は「猛禽類の大きな爪」という、厨二病感が溢れるひどいキラキラネームです。
やや威嚇的な意味にもかかわらず、近年この名前が広く使われているそうで、現地メディアでは「おそらく流行の語尾の魅力によるものだろう。」としています。
海外の人も、言葉の響きとかで名前をつけるんですね…。
Tynan
こちらの起源は「アイルランド語」であり、意味は「暗い、ほこりっぽい」だそうです。
「タイラー」や「タイソン」よりずっとフレッシュな「タイ」がつく名前、と評価されていました。
Torquil
こちらの原産国は「スコットランド語」であり、意味は「トールの大釜」です…なんちゅう意味や…。
Torquil(トーキル)は、古代スカンジナビア語の名前から発展し、ヴァイキングによってスコットランドに輸入された、風変わりな名前です。
Thornton
こちらは「英語」であり、意味は「茨の中の場所」という意味不明なひどいキラキラネームです。
代表作に「わが町」がある、「ソーントン・ワイルダー」という有名な脚本家から取られたそうです。
また、毎年この名前を授かる男の子はほんの一握りだそうです。「憧れからつけた名前」はあまり羨ましいとは思えませんね…。
Terach
こちらは「テラ」であり、起源は「ヘブライ語」であり、意味は「野生のヤギ、年老いた愚か者」という、ひどいキラキラネームです。
ちなみに、聖書に登場する名前であるため、名前負け感がすごいですね…。
また、アブラハムの父だそうですが、「父の名前は音も意味も息子の名前よりずっと魅力的ではない。」とのコメントもありました。
Talman
こちらも「ヘブライ語」であり、意味は「傷ついた、虐げられた」だそうです。
非常に珍しいが、流行の読み方・響きだそうですが、やっぱりその意味から親は敬遠するかもしれないですね。
Teival
こちらの起源は「イディッシュ語」であり、意味は「悪魔」のひどいキラキラネームです。
日本にも「悪魔」と名付けようとした事例がありましたが、海外にもあるんですね。
Tierrainney
こちらは名前が読みにくいパターンのひどいキラキラネームです。
何を思ってこの名前をつけたのかは不明ですが、現地の人からすると「この名前は文字が多すぎる」そうです。
Than
こちらは英語なのですが、意味不明なひどいキラキラネームですね。
「Than」は接続詞または前置詞なうえに、ギリシャ語で「死」を意味するので、とんでもなく縁起の悪い名前ですね…子どもがかわいそうです。
Thermopylae
こちらは起源は「ギリシャ語」であり、読みは「テルモピュライ」いうそうです。
海外でもあまり聞かない名前ですが、これはギリシャの町の名前にもあるそうですが、相当ギリシャが好きだったんでしょうか…?
「T」から始まる海外のひどい男の子のキラキラネームまとめ
「T」で始まる海外の男の子のひどいキラキラネームを紹介しましたが、以下の学びがありました。
- 聖書の中からひどい言葉を抽出して名前として使ってしまう親は海外にもいる
- 海外であってもネガティブイメージのある名前をつける親はひどい
- ノリや感覚で名前をつける親はひどい